癌について


◎日本人の2人の一人が「ガン」になり、3人に一人が「ガン」でなくなる
日本は、世界トップクラスの「ガン大国」なのです。

アメリカあたりでは減っているがんによる死亡が、日本では逆に増えているという事実をご存知でしょうか?
欧米では「がん登録」といって、がんのデーターを登録して化学的に分析する仕組みが出来ていますが、日本ではこの仕組みがあまり進んでいません。

最近は乳がんの方が増えているのが気になりますが、例えば、昨年、何人の日本人が乳がんになったかという問いに正確な答えを出せないのです。
「がん登録」が行われてこなかったわが国では正確な統計がないのですが、それでも大雑把に言って日本人の「2人に一人」が、がんになっているといえます。

がんは、細胞のコピーミスから生まれる。

体の細胞は、承知の通り約60兆個の細胞からなっていますが、そのうち毎日1パーセントくらいの細胞が死にますので、細胞分裂をして減った細胞を補う必要があります。

この細胞分裂では、細胞の設計図であるDNAを毎日数千億回コピーしていますが、コピーミスを起すことがあります。 何せ数千億回ですから。
これが遺伝子の突然変異です。

この原因の最大のものはタバコですが、他科学物質や自然界における放射線などによって、長い時間をかけてDNAにキズが蓄積されていきます。
やがて、多数の突然変異を起した細胞は、多くの場合生きていけませんが、ある遺伝子に突然変異が起こると、細胞は死ぬことが出来なくなり、止めどもなく分裂を繰り返すことになります。
この「死なない細胞」=がん細胞です。
細胞が死ぬことが出来なくなる という事ご存知でしたか? 恐ろしい話です。


がん細胞は一日に5000個もできます。

最近では、がん細胞は健康なひつの体でも多数(学説により一日に5000個)できることがわかっています。
がん細胞が出来ると、その都度退治しているのが、免疫細胞(リンパ球)です。
元々正常な細胞からがん細胞はできますから、「異物」と認識しにくいのですが、それでも私達の体の中では毎日毎日、5000勝0敗の戦いが繰り返されているのです。
しかし、免疫による監視もやはりミスがおこります。
ミスを起した場合、その生き残ったがん細胞がやがて塊としての「がん」になっていくのです。
しかし、今の医学ではすぐには発見出来ません。
何年かたってやっとわかるのです。
がんは、見つかるまでに10年から20年かかります。